事業資金は複数の方法で用意するとなぜ良いの?用途に合わせて資金調達しよう

設備資金は融資審査が通りやすい

事業資金の中でも設備資金は初期投資とも呼ばれていて、工作機械や店舗設備といった営利目的で行う事業を開始するために必要な設備に使う投資費用です。設備に対する投資ならば減価償却資産対象となり、借入に際して投資する設備を担保として予め設定出来るからこそ融資審査が通りやすくなります。また、設備資金は事業計画書の中でも金融機関にとって最も分かりやすい利用目的が明確な資金となるので、返済計画を受け入れやすく金利が低めに設定されます。

運転資金は融資審査が厳しい傾向にある

実際の仕入れや人件費といった事業を進めるために欠かせない日常費用は、運転資金と呼ばれていて売上に直結する資金となります。運転資金が枯渇すると事業全体では黒字であっても仕入れが止まって倒産することがあるので、運転資金の枯渇は即座に企業が倒産することに繋がりかねません。そこで、経営者の多くは何とか運転資金が枯渇しないようにと資金繰りを急ぐことから、つい高金利で借入を行いやすくなります。なぜなら、運転資金は新たな事業計画を立てるわけではなく、返済計画に対する審査が中心となるので融資審査そのものが厳しくなりがちだからです。

複数の借入を分散させることで倒産リスクを避けられる

事業資金を借入する際には、設備資金向けに有担保となる低金利融資を受ける必要があります。自己資金の大半を設備資金へつぎ込みすぎると、運転資金が枯渇して高金利な融資に手を出してしまいかねません。このため、自己資金の一部を残しておき設備資金を低金利融資で減価償却しつつ分割しての返済を行い、運転資金は多少金利が高めであっても複数の借入先を確保出来る状態にしておくことが望ましいです。

事業資金は銀行の審査など厳しいものがあります。有志を募る方法としてクラウドファンディングがあり、インターネットを通じて企画を評価してもらい融資が実現するのです。